マスター占い

四柱推命には用神、喜神、調侯用神と3種類のお守りがあります。

その人の人生を守り運勢を開く護符が用神

用神が働いている時に応援団として駆け付けるのが喜神

その人と用神が舞台で踊っているのを見に来てくれる観客が調侯用神

こんなイメージでしょうか？

今日は調候用神のお話です。(#^^#)


マスターも居ますが、皆さんも好きな歌、アーティストが居ると思います

好きなアーティストのコンサートがあるので行きたいと思ったら

チケットを手配して当日お出掛けすると思います。

コンサート会場に例えるならば

アーティストが日干ですね、命式の主人公であり人生を歩む人です

楽曲が用神にでしょうか、演奏をしてくれるバンド、オーケストラ

コーラス等が喜神に当たるかなと思います。

コンサート会場を埋め尽くしてくれるファンが調候用神ですね

どうでしょう？

用神、喜神、調侯用神が揃ったコンサートは熱気に包まれた

とても印象深い時間を与えてくれます。

全てが揃った人生は素晴らしいモノです

残念ながら全ての人がこの様な人生を歩める訳ではありません

お話を調侯用神に戻すと

素晴らしいコンサートから日干を無くして見ると

素晴らしい会場を埋め尽くした観客はどうでしょう？

舞台が素晴らしくても主役のいない会場は進行できませんね

次に用神が無ければ歌えない主役はやはり何か違う感じがします。

喜神が無ければどうでしょうか？

演奏が無くても、派手な演出が無くてもアーティストがいて楽曲が聞ければ

観客は満足出来る人もいます。

最後に調侯用神が無ければどうでしょうか？

何かの事情で無観客コンサートになったとします。

アーティストの魅力が無くなるでしょうか？

そんな事は無いですね。

アーティストの魅力、楽曲の力、演奏、演出が色褪せる事はありません。

後日、映像が配信されかも知れませんね。

この様に調侯用神はその人の魅力に何の影響もありません

ただ会場が自分の世界が賑やかなのか割と寂しいのか

どう感じるかは主人公の気持ちです。

人生に決定的な影響は与えません。

調侯用神に囚われて周りに人が居れば何か物事が上手く行っていると

錯覚しない様に注意が必要です。