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Posted by あしたさぬき.JP at

2013年10月16日

身中物語

「もしもし、中江」

「今度、合コンやるんだけど行かない?」

午後8時11分、携帯から、A子ちゃんからのお誘いが・・・・・

「合コンって?」

「県庁の後輩からのリクエストで女子を5人集めてるのよ」

「3人は居るんだけど、どう?」

「男子はどんな人達なの?」

「後輩の友達だから、中江とは同い年かな」


「男子側の幹事さんと日時と場所を決めるんだけど」

何やらウキウキしたトーンのA子ちゃん

不思議に思った中江さんが、

「なんか良い事あったの?」

「声が弾んでるよ」


「男子側の幹事さんが結構イケメンなのよ♪」

「そうなんだ~」

「県庁の後輩は暑苦しいから、中江に任すね。」

「暑苦しいのは、嫌だな」

「私もイケメンがいいなぁ~」

「ダメダメ、私が狙っているから中江は暑苦しい奴にしたら?」

「あははは、先輩にはかなわないなぁ」

「そうそう、先輩は立ててくれなきゃ」

「承知しました、先輩」






中略







「じゃあ、日時と場所は後日連絡するからね」

終始ご機嫌な感じだったA子ちゃんが電話を切ったのは

午後11時03分・・・・・・

合コンに参加する事にした中江さん。

「イケメンと暑苦しい奴か・・・・・」

「やっぱりイケメン君は競争率が高いかな。」

「ちょっと、楽しみ」






つづく












  

Posted by マスター占い師 at 20:31Comments(0)身弱。身中、身旺

2013年10月12日

身弱物語

「女子側幹事さんを紹介するから、8時にいつものファミレスでね」

「・・・・・・・・・」

「もしもし?」

強くんから一方的に切られた携帯から返事は無く

今日の8時から、見学に行く予定のバトミントンクラブ

入会申込書がカバンの中に入っている。

「いったいなんなの?」

どうやら弱男くんは別件の予定があったみたいですネ。


A子ちゃんを伴った強くんが20時過ぎに入り口から店内を見回すと

隅っこの席に弱男くんが、

「お待たせ」

そう言いながら、席に着く強くん

「A子ちゃん、こいつが俺の同級生で幹事の弱男くんだよ」

「弱男くんです」

「A子ちゃんです、よろしくね」


A子ちゃん心のつぶやき

「あら、意外とイケメンじゃないもしかして当たり?」



「強くん、幹事を頼むってどう言う事?」

話の流れが掴み切れていない弱男くん


「どう言う事って?まんま、幹事をやってくれたらいいんだよ」

「A子ちゃんと一緒に、お店と時間・・・・会費なんかもね」

「5人×5人だから、男側のメンバーも集めてね」

「女子側は、A子ちゃんが集めてくれるから」

「強くんが幹事じゃないの?」

「出張で一週間いないんだ」



強引な強くんに押し切られた弱男くん


幹事を引き受ける事になった。


A子ちゃんとも連絡先を交換をすました。

「弱男くんは何処にお勤めなの?」

「趣味は?」

「etc.・・・」


何やら弱男くんに興味を持ったらしいA子ちゃんから

軽くジャブ探りが。


意外とモテる弱男くん?

「A子ちゃん、気を付けないとダメだよ」

「弱男くんは、昔から女の子に手が早いから」


「手なんか早くないよ・・・」




幹事同士の紹介も終わり、それぞれ帰路に


合コンの行くへは?


強くんと、弱男くんに彼女は出来るのか?




次回ご期待・・・・・・



  

Posted by マスター占い師 at 21:12Comments(0)身弱。身中、身旺

2013年10月05日

身弱、身旺物語

「どうよ?」

「どうよ?ってなによ?」

「弱男くんは、彼女は出来たのかな?」

強くんからのストレートな質問がズバッと決まった。

どう答えようか、迷ったが嘘がつけない弱男くん

「只今募集中かな・・・・・」

「なんだよ、彼女も居ないのか」

なんだか強気の強くん?

「お前はいるのかよ?」

強くんの返事に少しプッチと来たのか弱男くんらしくない突っ込みが

入りました。

「当たり前じゃん!!」

「総務のA子ちゃんに、観光課のG美ちゃん、そうそう」

「福祉課のT理ちゃんもいたな・・・・」

目をマルマルさせながら弱男くん


「3人と付き合っての?」

驚きを隠せない様子で聞き返した。

「A子ちゃんは、通路ですれ違った時に挨拶したし」

「G美ちゃんは、コピー室で入れ違いになって・・・・」

「T理ちゃんは、隣の席が同期なんだ」


「なんなのそれ?」

話の流れが理解できない弱男くん

「どうやったら、その3人が彼女になるわけ?」

「なんか変な物食べたのか?」

「新興宗教にかぶれてんの?」

怒る気にもなれず、弱男くんがそっぽを向くと強くんの口からは

「3人ともちゃんと目があったよ!!」

「あの目つきは、俺に絶対気がある目だよ」

「昔から、勘だけは鋭いんだ」

あまりの剛速球に付いていけない弱男くん

「昔から、その鋭い勘で突撃して何回討ち死にしたと思ってんの??」

「懲りないね」

同級生の間では、強くんの鋭い勘は当てにされていないみたいですね。

「あの3人は、絶対に・・・・」

言いかけた強くん


「そんな勘違いはどうでも良いから」

「合コンで段取りしてよ」


弱男くんのリクエストに強くんは

「いいよ、任せといてね5人×5人ぐらいでいいかな?」

切り替えも早い強くん



頑張れ、強くん&弱男くん







  

Posted by マスター占い師 at 19:40Comments(0)身弱。身中、身旺

2013年09月27日

身弱・身旺物語

「職場の人間関係に疲れたよ」

「俺も、いやな先輩がいてさ涙が出そうだよ」

「社会人も楽じゃねよな」

「お互い、入る職場を間違えたのかな?」


ファミレスの片隅で、男同士でやって二人組

口から出て来るのは、職場の愚痴ばかり


「問題勃発の原因は?」

「大した事は無いんだけどね」

「レンタルビデオの返却期限の日に残業になっちゃてさ・・・・」


「上司の野郎が、徹夜で待機なんて言うもんだからさ」

「公務員はそんな事もあるのか・・・・」


「そうなんだよ、あんまり偉そうに言うから延滞料が発生したらどうしてくれるんですか?って」

「そんなこと言ったの?」


「あたりまえじゃん」

「俺だっら、そんなこと言えないよ絶対に・・・・」


「だってさ、偉そうに言われたらムカつくじゃん・・」

「上司の野郎、目をまるまるしてびっくりしてたよ」


「弱男はなにがあったの?」

「実は・・・・・・」

「お前は昔から、意気地がないからな」

「そんな事ないよ、平和主義者と言ってくれ」


「あははは、それも一つの表現方法だな」


「いやな先輩がさ、自分の仕事を俺に押し付けて来るんだよ」

「断ると角が立つから、引き受けたら」

「毎回、当たり前みたいな顔して押付けて来るようになってさ・・・・・」

「大変だよ」


「そんなの、断ればいいじゃん????」

「だってさ・・・・角が立つじゃん」


「何言っての?」

「自分に危害を加える奴は、ぶん殴っても罪にはならないんだよ」


※強くん、それはとても怪しい理屈ですね。


意外と仲良しげな弱男くんと強くん


つづく  

Posted by マスター占い師 at 22:16Comments(0)身弱。身中、身旺

2013年09月25日

身旺物語

災害対策本部では、台風発言をした新人として

一躍、有名人?になってしまった強くん。

社会人、公務員としてどうあるべきか?

特別教育カリキュラムで勉強しなおした強くん、

今日も公務員の職務を全うする事を心に誓っていた。


普段の強くんは、港湾整備課でお仕事をしています。

始業15分前にタイムカードを押して、課内へ


「おはようございます」

「おはよう」

先輩方への挨拶を元気よく済ませ、デスクに付き

視線は今日も予定表へ

「リンリンリ~ん♪」

デスクの電話が鳴った、内線コールだ

「もしもし、港湾整備課強くんです」

一瞬の間を置いて、受話器からは

「◇◇だがね、課長はいるかね」

なんだか横柄そうな口調の声が


「課長は不在ですが、どちら様でしょうか?」

公務員の心得その1

・電話口では相手の氏名、要件を確認してから上司に取り次ぐべし

「◇◇だよ、君は誰だね?」

少し不機嫌そうなトーンの声が返ってきた。

「はい、港湾整備課強くんです」

「どの様なご用件でしょうか?」

「要件は課長に言うから、居ないのかね?」

「課長は居りますが、ご用件と所属をお聞きしないと取次出来ない決まりです」

先日の失敗を繰り返さないように

公務員としての職務を遂行しようとする強くん。


なんだか雲行きが怪しそうです。

「政策立案局の◇◇だが、課長に繋ぎたまえ」

どう考えたって・・・・課長よりエライ人そうだね。

ちらりと思いながら

「ご用件はなんでしょうか?」



ガチャン!!


受話器が置かれたようだ。








ドンマイ、強くん



  

Posted by マスター占い師 at 19:58Comments(0)身弱。身中、身旺

2013年09月22日

身弱物語

台風が通り過ぎる一夜を眠れぬまますごした弱男くん。

隣町のおじいちゃん家は雨降りしていないだろうか?

おばあちゃんが、様子を見に行って転んだりしていないだろうか?

通勤途中にある崖は崩れていないだろうか?

心配で眠れなかった弱男くん。


「早く起きないと、遅刻するよ~」

そんな声に起こされた弱男くん


眠い目をこすりながら外を見ると、既に雨は止んでいて

空を覆っていた厚い雲も、薄くなって

風に流されていた。

下に降りて行くと

「台風は東日本から、三陸沖に達し温帯低気圧に・・・」

ニュースが伝えていた。



「今日は、何処に行っても台風の話題ばかりかな」

そんな事を思いながら、朝食を流し込み

ささっとスーツに着替えた弱男くん


「行ってきます」

勤務先の「推命銀行、己支店」までは車で10分ほどの距離である。

弱男くんは健康の為、自転車通勤をしていた。

近所のおじさん、おばさん達に

「おはようございます」

挨拶をしながら、いつもより力を込めてぺタルを踏み込んだ。

「弱男くんは、いつも挨拶を欠かさない良い子だね」

「そうよね、明るくてスポーツマンだしね」

そんな会話が、弱男くんを見送っていた。


「ガチャン」

タイムカードを押して、職場に入ると

「おはようございます」

「おはよう」

まずは挨拶を済ませて自分のデスクに座ると

そこには、書類の束が

昨日遅くまでかかって仕上げたはずの書類?


「チェックしてみたら、計算ミスがあったから」

振り返ると、残業を押し付けて来た先輩が

「てめーの仕事だろう、チェックしたんなら自分で訂正しろよ!!」(怒)

心中穏やかでない空気がよぎったが

口からは、

「スイマセン、何回もチェックはしたんですがミスを教えて頂いてありがとうございます」

「すぐに修正します」(泣)


「初心者みたいなミスは困るんだよ」

「大至急やってくれたまえ」


弱男くん、頑張れ・・・・・・  

Posted by マスター占い師 at 19:39Comments(0)身弱。身中、身旺

2013年09月18日

身中物語

今日は身中物語です。

ちなみに、身弱が運勢が悪くて

身旺が運勢が良くて身中はその中間と言う訳ではありません。


身中の中江さん。

小さい時から、誰にでも好かれる良い子でした。

そんなに目立つ訳でもありませんが、クラス委員長も

勤めていました。

親の勧めで、大学には専門学校で看護師の資格を取り

小さな病院で勤務しています。

先生と看護師が2人に受付は奥様ともう一人の5人で医院を

運営しています。



中江さん「先生、おはようございます。」

先生「おはよう、今日も良いお天気だね」

中江さん「そうですね、今日はとても良いお天気です」

   「昨日、用意しておくように言われていた資料です」

なんでもテキパキとこなす中江さんは先生のお気に入りです。

先生「中江くん、いつもすまないね」

中江さん「私、パソコンで資料を作るの大好きなんです」

   「資料のデーターはS子ちゃんが用意してくれました」

資料作りを手伝ってくれた同僚の事もちゃんと報告します。

中江さん「S子ちゃん、昨日は資料のデーターを用意してくれてありがとう」

S子ちゃん「いいのよ、いつも仕事を教えてもらって助かっているから」


そう、S子ちゃんは年は中江さんより上だが看護師の仕事を復帰して

半年ほど・・・・・・

ようやく、現場に慣れて来たところです。


中江さん「S子ちゃん、今日の予約の患者さんのカルテはここにあるから

       先生の所へ持って行ってくださいね」

      「私は、器具の用意をするから」

仕事の準備もテキパキとこなします。


いつも明るくて、働き者の中江さんは人気者です。




つづく



  

Posted by マスター占い師 at 20:12Comments(0)身弱。身中、身旺

2013年09月16日

身旺物語

四柱推命の世界では、身弱、身中、身旺と

いう風に命式を分類するのが一般的です。

それぞれがどんな意味を持つのかは、詳しく説明しないので

あしからずご了承をお願いします。


今日は、弱男くんの友人で強くんを紹介します。

弱男くんとは中学高校の同級生です。

男兄弟ばかりの3男坊でやんちゃ坊主です。

意外と頑張り屋さんで、国立大学を出てうどん県庁職員として採用されました。


台風前夜、うどん県庁では県下全域に大雨警報が発令されていて

庁内の災害対策本部は張りつめた空気が漂っていた。


入庁1年目の強くんも緊急出動した同僚の代わりに急遽、応援要員として

災害対策本部の片隅で待機していた。

強くんは、3年ほど先輩にあたる主任の班に配属されました。

主任「今夜は台風の影響で災害発生の恐れがあるから徹夜で待機するように」

と主任からの指示がありました。

強くん「それは困ります。」

主任「強くん、どういう事だね?」

意外な言葉に主任は驚いて聞き返して来た

強くん「今日、ツタヤで借りたビデオを返さないといけないんです」

主任「そんな事は、この状況ではどうでもいい事だろう」

バカな事を言う奴だ・・・・・

そんな思いが主任の脳裏をかすめた

強くん「主任!」

    「でも、今日返さないと延滞料金が発生するんです」

主任「何だと?」

びっくりした主任は、少し混乱した様子で叫びました。

強くん「延滞料金が発生したら大変じゃないですか!」
   
    
主任「君は何を言っているのかね?」


主任は改めて聞き直した。


強くん「僕は今、金欠病なんです、延滞料金を払うことになったら困るんです」








主任は、この一年坊主は何者なんだと思いながら

言って聞かす言葉を探していた。


主任「今は職務中だよ」


強くん「僕は、徹夜待機とは聞いていません」


    「主任が延滞料金を払ってくれるんですか?」


暴走気味の強くん、言ってしまったね。

あきれた主任は、


主任「台風の災害に備えることは重大な職務だよ」


強くん「でも延滞料金は・・・」


噛み合わないやり取りが・・・・・・



つづく






  

Posted by マスター占い師 at 07:26Comments(0)身弱。身中、身旺

2013年09月14日

身弱物語

こんばんは、

大型の台風が四国に近づきつつあります。

最近の天気予報はとても正確だと思いませんか?

技術の発展は日進月歩らしいですが、凄い物です。

人生気象予報士は四柱推命鑑定家など

占術家の役目ですが、正確に予報を出せているのか?

判断するのはお客様ですね。


今回からは少し物語風にブログを書いてみたいと思います。

今日は身弱物語です。


※身弱の人はどの十干の人にもいます。

細かな分類を言わなければ全体の30%は身弱の人になる計算です。

身弱とはの説明は省きます。


登場人物

身弱男子の弱男君23歳

住まいはとある地方都市

両親と姉の4人家族、あまり有名じゃない私大卒

職業は、ちいさな金融機関に就職して一年、営業として外回り担当

意外とイケメンで学生時代から続けているバトミントンが得意

得意先の企業での評判もそこそこ良い

そろそろ彼女が欲しいお年頃


20××年9月某日

今日も先輩から押し付けられた残業を終えて帰宅したのは

夜の11時過ぎ

「今日も疲れたな、あの先輩は要領ばっかで嫌な奴だ」

などと思いながらも、押付け残業を断れないそんな弱男くん

「やっぱ、職場の人間関係はまずくなると大変だから僕が我慢したら

良いんだ・・・・」

「だけど、あんまり度が過ぎたらガツンと言ってやらなきゃ」

「それば僕の仕事じゃありません」(怒)

渾身の右ストレートを、お見舞いするぞ!!怒怒怒


「毎日遅くまで大変ね~」

ハッと気が付くといつの間にか大好物のカレーが

目の前に出されてた。

お母さん手作りの甘口カレーである。


「そうなんだ、今日もトロこい先輩の仕事を手伝ってやっていたんだ」

「俺って、困っている人を見ると放っておけないんだ」

「そうよね~貴方は小さい頃から優しい子だったからね」

ふっとテレビから流れ来る音声が耳に入ってきた。

「明日未明から夜にかけて、台風が接近します」

「大雨には十分ご注意してください」

「お母さん、どうしよう台風が来たらまた雨漏りするんじゃないかな?」

不安そうな弱男くん

築30年の弱男くん宅は、台風の度に雨漏りが・・・・


「大丈夫よ、いつもの事だから」

と弱男くんの心配をよそに母は落ち着いたものである。


「でも、いつもとは違う場所から雨漏りしてくるかもしれないじゃないか」

弱男くんは雨漏りが気になるようである。




弱男くんの眠れぬ夜は台風情報とともに始まる。



つづく














  

Posted by マスター占い師 at 20:15Comments(0)身弱。身中、身旺