2013年10月12日

身弱物語

「女子側幹事さんを紹介するから、8時にいつものファミレスでね」

「・・・・・・・・・」

「もしもし?」

強くんから一方的に切られた携帯から返事は無く

今日の8時から、見学に行く予定のバトミントンクラブ

入会申込書がカバンの中に入っている。

「いったいなんなの?」

どうやら弱男くんは別件の予定があったみたいですネ。


A子ちゃんを伴った強くんが20時過ぎに入り口から店内を見回すと

隅っこの席に弱男くんが、

「お待たせ」

そう言いながら、席に着く強くん

「A子ちゃん、こいつが俺の同級生で幹事の弱男くんだよ」

「弱男くんです」

「A子ちゃんです、よろしくね」


A子ちゃん心のつぶやき

「あら、意外とイケメンじゃないもしかして当たり?」



「強くん、幹事を頼むってどう言う事?」

話の流れが掴み切れていない弱男くん


「どう言う事って?まんま、幹事をやってくれたらいいんだよ」

「A子ちゃんと一緒に、お店と時間・・・・会費なんかもね」

「5人×5人だから、男側のメンバーも集めてね」

「女子側は、A子ちゃんが集めてくれるから」

「強くんが幹事じゃないの?」

「出張で一週間いないんだ」



強引な強くんに押し切られた弱男くん


幹事を引き受ける事になった。


A子ちゃんとも連絡先を交換をすました。

「弱男くんは何処にお勤めなの?」

「趣味は?」

「etc.・・・」


何やら弱男くんに興味を持ったらしいA子ちゃんから

軽くジャブ探りが。


意外とモテる弱男くん?

「A子ちゃん、気を付けないとダメだよ」

「弱男くんは、昔から女の子に手が早いから」


「手なんか早くないよ・・・」




幹事同士の紹介も終わり、それぞれ帰路に


合コンの行くへは?


強くんと、弱男くんに彼女は出来るのか?




次回ご期待・・・・・・





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